銀行から30億の金を引っ張ったデベロッパーの男

ベントレー(当時5000万円)を現金で買うから貸してくれって言って、ディーラーからレンタルして、そのまま銀行(地方銀行)に乗り込んで30億の金を引っ張ったデベロッパー(開発業者)男の話をさせて頂きます。彼のイニシャルはY･Tです。うちの不動産社長おやじがいつも酔うたび口にする男の話です。まさにめちゃめちゃです。

(故)橋本龍太郎総理から、いつも電話が来ていたのを覚えています。30億の金を投じて、開発系に目をつけたんでしょうね。時はバブルなので、余裕な世界だったんだなって改めて思います。そのあと山口組系に拉致されて少々苦労したようですが、正妻ひとりと、愛人二人に家を買ってあげていましたね。

まさにミスターバブルでしたね。子供の頃に彼に会った事は覚えているのですが、当時は3才くらいだったので記憶はかなりおぼろげでした。が、おやじがベンツ560に乗って帰って来たときには、世の中ってこうなんだぁ…的に訳がわからない状況でした。あっという間に家は立つし、運転手つきで学校の送り迎えですし、本当に訳がわからなかったです。でも楽しかったのはわかると思います。計算はしないが計算は出来てる的な感覚でしょうね。…すいません借金の話でしたね。そんな男もいたってだけの話になってしまいました。ごめんなさいm(_ _)m